バストは女性の美の象徴であり、豊かなバストは美しい曲線のボディーラインをつくります。それだけに、理想のバストはその方の体型や雰囲気により様々でしょう。
自分にあった理想のバストになるためには、手術前のカウンセリング内容と、医師の手術経験を確認しクリニックを選ぶことが大切です。
美容外科手術時間について
手術を施行する手早さは、”早ければ早いほどよい”と若い時から先輩から教えられて来ました。確かに熟達すればするほど、自然に手術は早く出来るようになりますし、合併症も起こりにくくなると思います。しかしそれは、整容を最重要視する美容外科手術には必ずしもあてはまるものではありません。
顔や体の造り、皮膚・筋肉・骨格構造は、人により全く10人10色です。それに逐一対応しながら、患者様の細かいご要望に応えるべく、手作業で作品を丁寧に仕上げていくのが美容外科手術です。
折角手術をお受けになられるのだから、精一杯こだわって自分の技術を提供してあげたい、と私は考えるものですから、どうしても手術時間は当初定めた所要時間より延長となりがちです。
そのためスケジュールがずれてしまい、その後の予約患者様をお待たせしてしまい、ご迷惑をお掛けすることが時々あります。この事におきましては、本当に申し訳ないと常々感じ恐縮しております。
豊胸手術には様々な方法があります。メスを使わない切らない豊胸や、ご自身の余分な脂肪を使った豊胸術、大きなバストアップをはかれるインプラントを使った豊胸術。そのインプラントを胸のどの深さに移植させるか、という各種術式。それらの中からカウンセリングにより、医師がご要望に応じた豊胸方法を提案します。
人工のバッグをワキの下か乳房の下を切開し、大胸筋下か乳腺下に挿入する方法です。豊胸手術に使用するインプラント(=プロテーゼ)素材にはFBC特製の高い柔軟性をもつ「ハイドロジェルバッグ」「シリコンジェルバッグ」などです。
脂肪吸引でご自身のお腹や足などから吸引した脂肪を採取し、バストアップのために注入する方法です。切開せずに少量ずつ丁寧に形を整えながら注入します。
メスを使わず、注射器で注入充填剤を注射する方法です。